読書記録 2010

☆２０１０年に読んだ本のリストです。

＃読書中の本です。

＃日付は読み終わった日です。

＃こちらにも読書記録あり。

▼読書中

* ラトゥール 2008 (1991) 『虚構の「近代」ー科学人類学は警告する』

* Gell 1998 Art and agency : an anthropological theory
* Kuchler, Susanne and Miller, Daniel ed.2005 Clothing as Material Culture.

* Evans, Grant ed. 1999　Laos : culture and society

▼読了（本）

+++ 古典 ++++

★ エヴァンス=プリチャード [ほか] 著　1970『人類学入門』（原著：1956年出版）（10/04/18）
　　…そうそうたるたるメンツが、人類学とはなんぞやを一般向けに講演した内容を収録。さらっと読めます。

★ 川田順三 1970『無文字社会の歴史』（10/05/03）

★ モース　1964（1924）『贈与論』（10/08/22）

+++ 基本文献 ++++

★ タンバイア 1996（1990）『呪術・科学・宗教 : 人類学における「普遍」と「相対」』（10/06/01）
・・・~~意外にも~~面白く、一気に読んでしまった。個人的に、＜因果＞と＜融即＞という２つの指向性の共存を論じている部分が参考になった。

★ アパデュライ 2004（1996）『さまよえる近代―グローバル化の文化研究』（10/08/12）

★ ボードリヤール 1970（1979）『消費社会の神話と構造』（10/08/18）

+++ 重要文献 ++++

★ 竹沢尚一郎　2007『人類学的思考の歴史』（10/04/28）→読書メモ

★ マクラッケン 1990（1988）『文化と消費とシンボルと』　（10/05/31）

★ ゴドリエ 2000（1996）『贈与の謎』（10/09/04）

+++ 地域研究 ++++

★ 石井米雄 1991 『タイ仏教入門』（10/05/04）

+++ 民族誌 ++++

★ コンドミナス1993（1957）『森を食べる人々』（10/09/09）

+++++++++++

★ 綾部恒雄, 大林太良, 米山俊直編 1982『文化人類学入門リーディングス』（アカデミア出版会）（10/04/30）→読書メモ
　　…ここに収録されていなかったら読むことのなかっただろう、今でも輝きを失っていない古典的論文を読める本。

★ 松井　健 1997『自然の文化人類学』（10/05/16）

▼読了（論文）

+++ 古典 ++++

★ レヴィ＝ストロース 1962 「具体の科学」（『野生の思考』所収）（10/04/18）
　　…「器用仕事（ブリコラージュ）」という概念を提示した論文。

★ クローバー 1909 「親族関係の類別的体系」（『文化人類学入門リーディングス』所収）（10/04/17）

★ エヴァンス=プリチャード 1929 「呪術の形態と機能」（『文化人類学入門リーディングス』所収）（10/04/17）

★ マッキム・マリオット 1955 「土着の文明の小さな共同体」（『文化人類学入門リーディングス』所収）（10/04/19）

★ ロバート・ハイネ＝ゲルデルン 1956 「東南アジアにおける国家と王権の観念」（『文化人類学入門リーディングス』所収）（10/04/22）
　　…「王は宇宙の中心たる王宮を所有し、そこに住まうからこそ王なのである。」

★ ヴィルヘルム・Ｅ・ミュールマン 1956 「民族間関係と民族学」（『文化人類学入門リーディングス』所収）（10/04/27）
　　…「民族学者の対象はエトニー間の諸関係と諸関連であり、それら諸関係においてみえてくる規則性と類型的行動経過である。」

★ マードック 1945 「文化の普遍的側面」（『文化人類学入門リーディングス』所収）（10/04/28）

★ ヴィクター・W・ターナー 1966 「ンデンブ族の儀礼における色彩分類―原初分類の問題」（『文化人類学入門リーディングス』所収）（10/04/30）

+++ 英語 +++

★ O'Connor, Kaori 2005 The Other Half -The Material Culture of New Fibers. In Clothing as Material Culture. Kuchler, Susanne and Miller, Daniel (eds.), p.p.41-59. Berg.（10/05/18）

(up-dated:10/09/10)